「友達は面倒だし疲れる」と思う自分を肯定して欲しい時は蛭子さんを頼る

 

読書好きと自称するレベルではないけれど、なんとなーく本が好きなわたしが、今日読んだ本をゆるく紹介していきます。

「本を読みたいけど、何を読もうかな?」という時の参考になれば幸いです。

 

今日取り上げるのは、友達といるより一人でいる方が良い」という、世間一般であまり良しとされていない本音を誰かに認めてほしい。そんな思いで手に取った本です。

同じことを考えている内向的なあなたにも、ぜひ読んでみていただきたい1冊です。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

友達とよりも一人でいたいと思うのは普通じゃないの?

休みの日に予定があることが憂鬱。

せっかくの休みなのに予定があるとなると、もう全然自由じゃないですよね。

目覚ましのアラームなんて設定したくないし、着替えたくもないし、メイクなんてしたくない。

だって貴重な休みの日なんだから…。

 

わたしはその日に予定があると、たとえそれが友達に会うことでも、緊張しちゃって食欲がわかなくなるんです。

その友達が嫌いとか、そういうことではないんです。

実際に会うと楽しい、ってのは分かってるんです。

でも、憂鬱。

友達と会う予定をした直後から少しずつ緊張は始まっていて、当日まで、それが毎日の精神的負担になる。

 

人には絶対言えないですけど、「あ~家から一歩も出たくない~。何よりも尊い自分の自由な時間が確保できない~。」と思ってしまうんですよね。

絶対、言えないですけど。

こういうこと考えちゃう自分って人間的に何か欠落しているんだろうかと、不安になります。

 

この間の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ)にて、フィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子さんが、

どんなに気になる人でも、1週間以上先に会う約束をしていると、日が近づくにつれて面倒くさくなって、ドタキャンしてしまう

と告白していて、わたしはめちゃくちゃ「分かる分かる」だったんですが(ドタキャンをする勇気はないけどね)、スタジオ中の人たちから一斉に「え~~~~~~!?」と言われていてビックリ。

そこにいるみんなが、アンビリーバボー!と言わんばかりのドン引きリアクション。

さんまさんも、それでは絶対に結婚できないとコメントしてました。

あ、この日のさんま御殿は、未婚既婚が結婚観について語るトークテーマだったので、わたしが悩ましく思っている「友だち」に対する気持ちとはズレていますが、でも、対象が違うだけで考えていることは村上さんと全く一緒だったんですよね。

 

スタジオのあのドン引き具合を観て、「やっぱり普通の感覚じゃないの?!」と、また憂鬱に。

 

・人に会う時間よりも、一人で自由に過ごす時間を大切にしたい

・自由を奪われるくらいなら一人でいい、そんなことなら友達はいらない

なーんて考える私は「クズ」なんじゃないか…。

 

そんなタイミングで読んだのが、蛭子さんの本でした。

 

 

ひとりぼっち肯定本!蛭子さんの名言満載の1冊

 

 

漫画家、テレビタレントとして活躍する蛭子能収(えびすよしかず)さんの本、『ひとりぼっちを笑うな』

そう、「クズ」とか「ダメ人間」と呼ばれている、あの蛭子さんです。

 

まさに求めていた「友達はいらない」「内向的でいい」というようなことを、とことん蛭子さんの語り口調で話してくれている本。

構造としては、大きく4つの章に分けられていて、さらに細かい項目に分かれているから、次!次!って感じでどんどん色んな話に変わるスタイルです。

かなり読みやすくて、あっという間に読み終わりました。

 

確かに蛭子さんの口調で書かれてるんですけど、意外と言っては失礼ですが、この本ではどことなく賢い印象を受けます。

なので、「あれ?蛭子さんってどんな人だっけ?」となるたびに、蛭子さんがしゃべっている動画を探して見ながらの読書となりました。

クズで最低のサイコパスおじさんかと思いきや、ちゃんと考えて行動していらっしゃったんだなーと(ほんとすいません)。

内容はとってもまともなことが書いてあるんですよ。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

先ほど書いた、わたしの「休みの日はひとりが良い」という考えについても、ドンぴしゃな項目があったので紹介しますね。

第三章「すべては自由であるために」の【ときに友だちは自由を奪う存在になる】という項目(P138)で蛭子さんは、

大好きな休日が面白くなくなるなんて残念でなりません。自分の思っていることを、自分の思ったとおりに実行して、大満足の一日にしたい。至福のときを奪うのが友だちならば、むしろいなくてもいいんじゃないかな。自由のためなら、僕はそれでも構いません。

と言い切っています。

この部分だけでも、この本を読んで良かったと思えました。

 

この本、13万部以上も売れている大ヒット本です。

さんま御殿ではドン引きされる主張だったけど、今の時代、こんな風に思っている人ってたくさんいるんじゃないでしょうか。

友達や恋人に会うのが理想の休日ならそれを満喫すればいいし、一人の世界を充実させたい内向的人間はそれを満喫すればいい。

 

蛭子さんの言う「友だち」は、自分の貴重な休日を理解してくれて、誘いに対しても「今日はやりたいことがあるから無理かも」と断ることが出来る人。

そうやって断れない人なんていうのは、「友だち」じゃない。

安心感を求めて友達作りに励むなんてことはやってもしょうがないことだし、そんなことよりも家族を作る努力をすべきだ、というのが蛭子的思考です。

 

蛭子さんが言ってることは、とてもシンプルで案外まともなことだと、わたしは感じました。

でも、「内向的人間が自分の自由を守ること」って【わがまま・ダメ人間・コミュ障】と捉えられがちだったので、こうして語ってもらえたっていうことに救われますよね。

 

蛭子さんのスタンスは、自由でいたいというポリシーはもちろん、自分の好きなことが明確であるから成り立っているようです。

夢中になれるものがあれば孤独じゃないし、人生は豊かになる。

蛭子さんにおけるギャンブルのようなものを、わたしの人生の中にも見出したい!

それは、幼少期から20歳までの間にあるはずだ、とも語られていました。

 

となると、わたしの場合はあれかな、これかな…。なんか、全部一人で出来ることだな。

やっぱり一人で過ごす時間って、わたしにとってなくてはならないものだったんだなと!

それを大切にしたいと思うことは、全然おかしいことじゃないんだ、と思える1冊となりました。

 

わたしにとって、堂々とひとりぼっちを謳歌できるようになる、友達みたいな本かもしれません。

 

 

 

 

「友だちいらない」をもっと肯定してほしいあなたへ

おまけ的コーナーとして、最後にプラスアルファな提案を。

 

もう1冊いきたい場合の推し本

◆松尾スズキ『現代、野蛮人入門』

 

わたしが大学の卒業式前日に買って即日読み終えた1冊。

友達は不要。偽善で上等。

という帯文にやられて、大学4年間を振り返って抱いてしまった「トモダチ、イラナイ」という暗い気持ちを救って頂くべく、すがる思いで手に取った本です。

 

友達はいらないけど、人とのかかわりを断絶したいわけじゃないんですよね。

上手に孤独でいられるような考え方を垣間見れる1冊です。

 

 

 

「人と一緒も嫌だし、一人も嫌だ」な1曲

Daughter – “Alone/With You”

 

ダークで閉鎖的な世界観が美しい、イギリスの3ピースバンド、ドーター(Daughter)のアルバム「Not to Disapper」6曲目に収録されている曲。

ざっくり言うと「ひとりも嫌だし、あなたと一緒も嫌」と歌っている楽曲です。

わがままじゃなく、あるあるですよね、この矛盾した欲求は。

他人と関わることについて考える日のお供にピッタリです。

英語が何言ってるか分からずとも、雰囲気自体が素敵な曲なのでおすすめです。

 

 

 

スポンサーリンク