投稿日:すっぴん歴1年と288日目/サッポー歴99日目
「化粧品でダメなら医療の力を借りるまでだ!」
そう意気込んで皮膚科に通いだしたものの納得のいく効果は得られず…。
そんな私はやがて肌断食というものを知ります。
肌断食にまつわる様々なことで挫折しまくりだった私ですが、
ニキビに関しては効果があったみたいです。
・・・
引き続き、ニキビと私のお話をさせていただきます。
(前回の記事:化粧品を色々試したり皮膚科の薬を使っても治らなかったニキビは、「洗顔のしすぎ」が原因だった①)
前回では、ニキビ肌専用化粧品に頼ってもニキビは完治しなかった、ということについて書きました。
で、そうなったらもう医療に頼るしか方法はないですよね?
そして私は、もうプロに身を任せてニキビを解決していただこうと決めました。
皮膚科の力を借りてニキビを完治しようとした
ニキビを治すべく、皮膚科に駆け込みました。
そこで私は、
「20歳までは治らないだろう」
と言われました。
いや、その言葉ちゃんと当たっちゃってますけどね、でも、やっぱり、こちらとしてはニキビ完治を期待して行ってるわけですから、お医者さんにだけは諦めて欲しくなかったわけですよ。
その時の絶望といったらとんでもなかった。
一応飲み薬を出してもらえましたが、飲んだ次の日、多分副作用ですこぶる気分が悪くなってしまい、せっかく皮膚科に行ってもらった薬も1回しか飲むことができず、もちろん効果はありませんでした。
「20歳までは治らないだろう」という強烈な診断に激しく動揺しましたが、時に私はこの言葉を利用していました。
友達に面と向かって、もしくは心の中で、私のニキビに対して色々言われないように、自ら先に「こんなことを皮膚科医に言われた」と自虐的に話し、「大変」「かわいそう」「皮膚科でダメならしょうがないよね」と思ってもらうために使ってました。
それから、「どんなにケアしても20歳までは何の意味もないんだ」と諦めることで、ニキビに対して一喜一憂しなくても良い、という風に考えることもできました。
「諦めて20歳まではなんとか我慢しよう」
そう思って数年過ごしました。
ところが、20歳を超えても、ニキビは一向に改善されませんでした。
あの時の皮膚科の先生、お見事大当たり。
予言的中させたある意味ちゃんと診断してくれた先生でしたが、もう2度とあの皮膚科には行くまいと、私は別の皮膚科に通うことにしちゃいました(すいません)。
で、そこでは飲み薬ではなく塗り薬を出してもらいました。
今度は副作用もないし、ニキビも良くなっていってる気がする…かも?
でも、完治する気配はなかった。
継続は力なりってことで、1年以上は皮膚科に通って薬を塗り続けました。
確かにニキビの量は減った気がしたものの、それ以上の改善は実感できず、ついにお得意の面倒くさいモードを発動してしまい、とうとう皮膚科に通うのをやめてしまいました。ほほほ。
面倒くさがりで諦めやすい私の場合、皮膚科(待ち時間が長い←ここポイント)に通い続けること、効果がイマイチなものにお金をかけて続けていくことが出来なかったので、
結果、皮膚科では私のニキビは完治しなかったのでした。
皮膚科での治療は私(性格含む)には通用しなかった…。
今までとは真逆の肌断食の世界へ
肌断食にというものを知ります。
どうやら、今までは肌を洗い過ぎていたらしい。
肌を強く育てていけば、根本的にニキビを治すことができるらしい。
ニキビを治すにはこの方法しかないと、最後の希望を込めて実践しました。
肌断食中は、新種のトラブル(顔面かさぶただらけ等)に見舞わられて、もはやニキビどころではありませんでした。
ニキビがかわいく思えるほどの症状だったので、そりゃあもうしんどかったです。
ニキビ肌の方がマシだったとも思いました。
それほどどん底な肌状態に陥ったわけですが、たまに行うリセットによって久々に素肌と対面したとき、「そういえば、昔みたいなニキビあんまりないな?」ということに気付きました。
今までおなじみだった化膿したニキビはほとんどなかったのです。
その代わりなのか、ニキビなのかどうかよくわからない極小サイズのブツブツがたくさんありましたけどね…。
現在ですが、肌断食は挫折して中断してますが、「洗い過ぎない」「肌を育てる」ケアは継続してやってます。
かつて顔中にあったニキビの症状はだいぶ落ち着いていて、今は顔に3~5個くらいニキビがある感じです。
しかも、できてから1日か2日で小さくなって消えかけてるから、前よりもニキビに対する恐怖感・嫌悪感が薄れています。
完治はしていないけど、だいぶ改善してるんです!
肌断食という世界を知ったことで、自分の今までのケアが根本的に間違っていたことに気付くことが出来ました。
どうりで皮膚科行ってもダメだったわけだ。
化粧品に頼ってはダメ、皮膚科の薬も毎日のケアが間違っていたら意味なし
ニキビを治そうと長らく実践してきた私のスキンケアは、完治を目指すなら間違った努力だったのかな、と今になっては思います。
ニキビ肌専用化粧品やせっかくお医者さんが処方してくれた薬も、その場しのぎのものでニキビを完治させるものではないんだろうな。
その場しのぎではなく、本当にニキビを完治させたいなら、自分のスキンケアを見直す必要があると気づきました。
化粧品の効能に頼り切って、美容液や乳液やクリームやクレンジングなどなど、ベタベタに使いまくっていたかつての私。
そのスキンケアにもらった薬を塗っても、効果を最大限に生かすことはできなかったのです。
めちゃくちゃ皮脂に神経質になって洗顔を念入りにやってたのも、結果としてニキビの治りを遅らせる要因となっていました。
皮脂を取り過ぎない洗顔を行うことが、肌を自立させて、それによってはじめてニキビを根本的に解消することができる。
私の肌において、今までの長いニキビとの戦いは、このことが立証されつつある貴重なデータであるといえます。
肌断食始める前よりも今の方が良いのは、確かな実感としてここにあるので、完治の予感がします!
こんな風に思えるのは初めてです!
私にとって肌断食はニキビには効果ありだったのかも(派生トラブルがえげつなかったけど)。
なので私は、肌断食を気軽にお勧めできませんが、「洗い過ぎてないか見直す」「化粧品に依存しすぎず肌を育てるケアをする」を意識してみる価値はあるかと思います!
魅力的な効果を与えてくれる(とされている)化粧品を探し求めて手当たり次第に試してみることをやめ、それよりも、「この行為は肌の成長を妨げないか?」ということを優先的に考えるようになりました。
いつかニキビが1つもない肌が自分のものになりますように。