アヴリル・ラヴィーンと私②【Let Go編】

前回の記事:アヴリル・ラヴィーンと私①【出会い編】

今回は、初めてちゃんと「好き」で買ったCD、アヴリルの1stアルバム『Let Go』に関するお話です。

 

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ブックオフで購入

音楽の、いや、人生の全てをアヴリルに捧げようと決めた当時中学生の私は、毎日パソコンをひらいて動画を観ていた。文字通りの熱中。だがしかし、我が家のルールの一つに「パソコンは一日30分」というものがあった。勘弁してほしい。

当然であるが、その限られた時間ではアヴリル欲をまったく満たすことが出来なくなってきた。中学生の身分では携帯電話など所有することは許されていなかったため、パソコンでしか情報収集が出来なかったわけだし、ド田舎在住でCDと本が売っているお店に行くには、自転車で全力を出して片道30分以上はかかった。もう、まったく、勘弁してほしかった。

アヴリルをもっと聴きたい。アルバムが欲しい。

こうした思いが、パソコン使用制限のせいで日に日に増していった。

部活に熱中していた私は、アルバイトをする余裕がなく、アルバイトいうのは前回の記事で紹介した家事手伝いのことだが、とにかく、お金がなかった。しかし、ご安心あれ。さすがに中学生になりましたので、毎月千円のお小遣いが支給されていた。ありがとう、ママ。

それでも、とにかくお金が、なかった。中学生の女子だもの、新しい友達と交流を深めてクラスで自分の居場所をなんとか確保することが命よりも大切だった。よって当分は交際費や、バカにされないような可愛い文房具などにお金を使ってしまっていた。これは、致し方ない。

学校生活が安定し、私はようやくアルバムを購入することができた。

でも、お金がたくさんあったわけではもちろんない。なので、そうせざるを得なかったのだが、ブックオフに行った。そして細かい傷がたくさんついているアルバムを買った。これが私の真のCD購入デビューである。なんたって、初めて自分が、自分の好きなものを、自分で買ったんだから。

このとき「Avril Lavigne」の場所には『Let Go』と『Under My Skin』があった。アヴリルを知るきっかけとなった「My Happy Ending」は『Under My Skin』に収録されていたのだが、私は『Let Go』を買った。なぜだったかは、さすがに忘れた。

どっちも買えよ、って感じだけど、とにかくお金がなかったんです。

 

 

国内盤と輸入盤

『Let Go』を死ぬほど聴き込んだ。アルバムをその曲順通りに聴いていて、最初に特に気に入ったのは、2曲目の「Complicated」だった。

後で知ったけど、この曲はアヴリルのデビュー曲。我ながらお気に入りと発表するにはあまりに普通のチョイス。でも、関係ない。良いものは良い。だからデビュー曲に選ばれたんだもんね。

その他の曲も、何度も何度も聴いているうちに、同じくらい大好きになった。気が狂うほど。

そして、全曲歌えるようになった。英語が出来るようになったわけではなく、歌詞を音として覚えて、そのまま歌えるようになった。

そこで、疑問に思うことがあった。

「アヴリルは何て言ってるんだろう」「この曲はどういう内容の歌なんだろう」…。

私がなけなしのお金で買った中古のCDは輸入盤だったらしい。どうやら、国内盤には日本語訳の歌詞カードが入っているらしいだけでなく、なんと、ボーナストラックまで入っているらしかった。

なんたる絶望。

 

英語が出来ない人は、国内盤がおすすめだよ。

 

 

自称世界一のファンのプライド

アヴリルを好きになってからしばらくして、つまり、私が自称世界一のアヴリルファンだった頃、友達と自分の好きなアーティストを教える的な会話になった。私がアヴリルが好きと言うと、一人の友達が、私も一曲だけだけど好きで聴いてるよ!とのこと。その友達はヒラリー・ダフのファンだった。

嬉しくなって、どれどれどの曲が好きなんだい?と、アヴリルの唯一聴いてるという一曲を教えてもらったところ、それは「Why」という曲だった。

自称世界一のアヴリルファンだった私は、焦った。それは、知らない曲だった。

だが、そんなことを友達に知られてなるものか。必死に知ってるふりを決め込んだ。この曲良いよね!聴きたい!と言って、その場ですぐさま聴かせてもらった。言った通り、良い曲だった。

この「Why」は『Let Go』のボーナストラックで、私が持っている輸入盤には収録されていなかった。

私は、自称世界一のアヴリルファンから、自称日本一のアヴリルファンになった。

 

とにかく、国内盤がおすすめだよ。

 

 

レッツゴー

違う友達にも、私がアヴリルを好きなことを打ち明けた。『Let Go』の素晴らしさを話しちゃったりした。すると、翌週だったか、その友達が「CDショップでレットゴーを見つけたよ」という報告をしてくれた。報告を、してくれた。

そして私は「いやいや、あれはレットゴーじゃなくて、レッツゴーだよ」と教えてあげた。友達は反論してきたが、私もそれに反論した。だって、ずっとレッツゴーって呼んでたもん。

家に帰り、念のため調べてみた。レットゴーだった。

 

つづく。

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